工具

検診で来ていた小学校高学年の男の子。
抜かないといけない歯がありました。
 え~、俺イヤだ。抜かん!」
「今日抜いたらしばらく来んでいいとよ。」
と言うお母さんの言葉に
「・・・じゃあ、今日する。」と抜歯することに。
麻酔をしている間中
「今、針みたいなんしよっちゃろ?
「抜くの痛いっちゃろ?
と心配な様子。
そして
「あのパンチみたいのんで抜くっちゃろ?」
・・・ちがいます。ペンチみたいなものです。
「ペンチみたいなものよ。」
教えてあげました。
横で聞いていた小学校2年生の妹ちゃん。
お母さんに
「ペンチってどんなの?」と聞きました。
「お父さんの工具道具にはいっとうやつ。」と答えると
「あ~ あのトントン叩くやつね。」
・・・それはトンカチです。