1滴残らず

絞り出すタイプの果汁アイスを仲良く食べてた子ども達。
1本しかないので順番、順番。
微笑ましい・・・
    
    と思ったのもつかの間
残り少なくなるとどっちが多く食べたかで
バトルが始まった。
   それでも何とか、順番、順番。
そして残りが溶け、ジュース状になった時
上の子がまず飲んだ。
下チビが叫んだ。
「ぜんぶ飲んだらダメ~!!
下チビにまわって来た。 と思ったら
右手にアイスを持って
ブリッジ  
果汁ジュースが一気に口に流れ込む
「あっ  上の子がさけんだ
時すでに遅し。