1人旅

上の子が1人で新幹線に乗って実家へ。
博多駅で新幹線に乗せて、降りる時はホームまで迎えに来てくれる。
のだけど とっても心配でした。
もう9歳。でもまだ9歳。
道中へんな人いないよね。隣にへんな人座らないよね。
乗り過ごしたりしないよね。
そんな私の不安が子どもにも伝わるのか
「降りて誰もおらんやったらどうすると?」
「もし乗り過ごしたらどうすると?」
「キッズケータイ買ったほうがいいっちゃない?」
「やっぱり行かん。でも行きたい。やっぱり行く。」
そんなこんなのやり取りを毎日続けていました。
いよいよその日が来ました。
子どもの席の通路を挟んだ3つ続きの席には優しそうな女性のグループ。
子どものことお願いしました。
「大丈夫ですよ。見ておきます。」
子どもも私も一安心。
博多発の新幹線なので車内の窓から何か聞いている子どもに
もう一度新幹線に乗り説明することを何度か繰り返し
いよいよ出発のブザー。なんだかウルウルくる~
子どももさぞ不安だろうな。
ドアが閉まり発車です。涙がでるけど笑顔で手を振ろう。
「お兄ちゃん、行ってらっしゃ~い!」
オットと下チビと三人。手を振ります。
あれれえ~
 
全然こっちみてないやん!!
せっせとゲーム機出して見向きもしない。
そして隣の優しそうな女性グループが手を振ってくれたのでした。