今日は上の子の音楽発表会。
朝、ズボン選びに忙しい。
「お母さん、これダサかろ?」
「うん。ダサい。」
そのズボンはダサいって今までにもう10回くらい言ってる。
それでも本人は好きだからあきらめがつかない様子。
「これがいいんじゃない?」
私のお気に入りをおススメしてみる。
着替えて、鏡の前で屈伸。
「ボク、ドッチボールとかもすると思うし、これ動きにい。」
却下。
「じゃ、これは?」
「これはなんかイヤ。」
またまた却下。
「ねえ、お母さん。今日だけいつもと違うズボンってへんじゃない?」
「そしたらいつものダサいの履いていけばいいやん。」
「ボクってなんかダサいやろ。」
「ボクってファッションセンスゼロやろ。」
おっ なんかトーンダウン。
せっかくの発表会気持ちを盛り上げねば。
「あっ、これは? 動きやすいしかっこいい。」
履いてみた。
鏡でみた。
「うん。これにしよ!」
「ほら、やっぱりかっこいい。 がんばって」
納得して出発。
そろそろ気になるお年頃。