非通知設定

お昼休み前。
携帯電話が鳴る。
❛非通知設定❜
う~~む。非通知? 出ないほうがいいよね。
少しして。
またまた ❛非通知設定❜
え~~~ん。
非通知でだれが私に???
やっぱりでないほうがいいよね。
そして、またすぐに❛非通知設定❜
いやだ~~。いつまでかかってくるの。
オットに言うと
「あっ、俺にもさっき❛非通知設定❜かかってきた。でんかったけど。」
え~~~。さらに不気味。
お弁当食べながら、なんか気持ち悪いね。誰だろ?
2人の携帯番号知ってるってことよね。
でも非通知でかけてくる人知り合いにいないよね。
そこへまたかかって来た!!
「オ、オレ、でてみよっか。」
「う~~~ん。・・・でてみる?」
「でも自分から話さず、相手が話すのを待ってね。」
・・・電話に出る。
聞き耳を立てる私。
「あっ、もしもし」
「何べんもかけたけど。」
今日、4時間って言っとったけど学校2時までだって。」
上の子だ。
学校に設置している電話からかけてきてるんだって。
もう、ほっんと。