到着

年末年始旅行
グアム空港に到着。
入国審査にものすごい列。
飛行機の座席が後ろの方だったこともあり並ぶ列も後方。
下チビちゃんが「あっちの列が少ない!」
上の子が「こっちの列の方が早い!!」
ウロウロあっちこっち並びなおす間についに本当に最後になってしまった。
急がば回れですな・・・
入国審査をやっと抜けてやれやれ。
手荷物レーンへ。
❛FUKUOKA 2❜ 福岡は2番ね。
2番レーンへ。
  
ない
ない
荷物がない~~~!!
最後になったから人もいないし荷物もない~~~!!
4人分の水着も着替えも買いそろえたビーチサンダルも
重たいのに持ってきたガイドブックも
全て消えた・・・・
しかも個人手配旅行。 頼る人なんて誰もいない。
下チビちゃんが
「お母さんっ  荷物ないと?」
「誰かが持っていったかもしれん!!
走る私に、追いかけてくる下チビ。  
2人で手荷物出口の係に飛んで行った。
「私の荷物が2つない~~~(カタコト英語)」

「ボクたちの荷物がない~~~(完全日本語)」
英語が通じてるかどうかわかんないけど
血相を変えた顔で察してくれた様子。
「あの緑の服を着た人に言って。」
多分英語でそう言ってる。
緑の服にかけより 「ない!ない! 荷物がない~~~!!」

泣きそうに訴える。
「Where are you from?」 聞かれた。
「福岡!!」
「FUKUOKA 5ネ。」

5??  2じゃないの??
慌てふためいていた私と下チビ。
5番にいくと見覚えのあるトランクがポツンと2つ。
・・・オットと上の子の冷たい視線。
「あ~~~、あった。ちゃんとあった。な~んだ5番だったんだ。」

上の子が言った。
「お母さんダッさ。」
恥ずかしい。